学生広報チームが密着!鳥人間部 T-MIT 〜ジムテストフライト編〜
7月29日~30日に滋賀県彦根市の琵琶湖東岸で開催された鳥人間コンテスト2023の人力プロペラ機部門に出場した鳥人間部T-MIT。
鳥人間コンテスト出場まで、どのような道のりを辿ってきたのか…。
その姿を追うべく、学生広報チームが密着取材をしました!
前回T-MITに取材した際の記事もぜひ併せてご覧ください。
熱い思いと期待を乗せて大空へ!-鳥人間部T-MIT-
学生広報チームが今回取材したのは、日野キャンパスの体育館で行われたジムテストフライト!
飛行場で行うテストフライト(実際に人力プロペラ機を飛ばす練習)の前に、体育館で、機体が浮くまでの滑走をシミュレーションします。
ジムテストフライトは、部員にとってテストフライト前の重要な練習です。
主翼の一部とフェアリング(パイロットを覆う部分)以外の機体を実際に組み、機体を動かすことで、異常がないか確認すると同時に滑走時の機体の特性を理解します。
また、実際にペダルを漕いでプロペラを動かすことで、パイロットが実機への搭乗感覚を習得することにもつながります。
テストフライトの練習を必要としているのは、パイロットだけではありません。 機体の助走時や機体着陸時の補助の役割を果たすグラウンドクルーにとっても、配置や立ち回りを確認する重要な練習なのです。
機体の組み上げが完了したら、いよいよ機体を発進させます!
▲発進前に左右のバランスをしっかり確認…
スタートラインからパイロットがペダルを漕ぎ、約7m先のストップライン まで機体を進め、グラウンドクルーが機体をキャッチして 停止させる、そしてまたスタートラインに戻る…の動きを繰り返し、テストフライトでの動きを確認します。
バランスを保持したまま機体を押し出す役割を担うグラウンドクルーと、機体をキャッチし、停止させる役割を担うグラウンドクルーの連携が重要になります。
▲機体を押し出す人とキャッチして停止させる人が交代する瞬間!
プロペラの回転速度を徐々に上げていきながら、何度も練習をすることで、機体を全力で押し出せる状態、そして、グラウンドクルーが自信を持って機体を支えることができる状態を目指していきます。
部員一人ひとりがテストフライトをイメージして練習に取り組み、大きなトラブルもなくジムテストフライトを無事に終えることができたようです!
次回の密着取材レポートもお楽しみに!
【取材・文:人文社会学部 人間社会学科 綾桜子(学生広報チーム)】