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2024.02.22

学生広報チームが密着!青鳩祭実行委員会〜実行委員にインタビュー編〜

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2023年度の青鳩祭は、10月7日、8日に開催され、多くの人で賑わいました。
その裏側で青鳩祭を支えていた青鳩祭実行委員の吉野さん(健康福祉学部 看護学科 4年)と髙橋さん(健康福祉学部 作業療法学科 4年)に学生広報チームがインタビューしました。

青鳩祭当日の様子を取材した記事もぜひ併せてご覧ください!
https://metro-noix.tmu.ac.jp/student_press/0107.html


学生広報チーム) 青鳩祭はどのような行事なのでしょうか?

髙橋さん) 健康福祉学部が10月に2日間にわたって開催する荒川キャンパス独自の大学祭です。内容は南大沢キャンパスで開催されるみやこ祭と似ていて、南大沢キャンパスの活動団体を呼んでステージに出演していただいたり、荒川キャンパスのサークルが模擬店を出店したりします。


学生広報チーム) 髙橋さんが考える、青鳩祭ならではの魅力は何ですか?

髙橋さん) 学科ごとの特色を活かしたブースがある点です。 例えば、看護学科のブースでは健康チェックのようなものができたり、作業療法学科のブースでは作業療法を体験できたり、理学療法学科のブースでは義肢装具やリハビリに関する知識を説明してもらえたりします。また、放射線学科のブースでは、MRIやCTといった病院に行ってもなかなか見られない施設や設備を見学できます。健康福祉学部が主体の大学祭だからこそできることだと思います。


学生広報チーム) 青鳩祭実行委員としてはどのような活動をしているのですか?

吉野さん) 荒川キャンパスで大学祭を開催するために、イベント部門や装飾候補部門、広報部門などのさまざまな部門に分かれて活動しています。現在は38人のメンバーが所属しているのですが、部門同士での連携を大事にしています。


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▲当日の朝に準備をする実行委員。
当日は「青鳩神社」と書かれた鳥居が設置されました!


学生広報チーム) 吉野さんは実行委員長を務めておられますが、なぜこの実行委員会に入ろうと思ったのでしょうか?

吉野さん) コロナ禍で通学の機会が減り、友達をうまく作れなかったり、先生や先輩後輩とのつながりが薄くなったりしてどこか寂しく感じていました。学部内で感じる寂しさをなくしてより良い大学にしたいという思いで入りました。


学生広報チーム) 仕事を行う上で意識していることはありますか?

高橋さん) 健康福祉学部ならではの心構えだとは思いますが、学生や地域住民はもちろん、性別や年齢、職業、障がいの有無に関わらず、どんな人でも楽しんでもらえるような文化祭にしたいと思っています。準備する側の実行委員や出展・出演してくださる方々、来場者の方々の興味や個性が活かされ、誰もが楽しめるような工夫を凝らしながら文化祭をつくり上げていきたいと思っています。


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▲実行委員主催の大抽選会の様子


学生広報チーム) 今年度の青鳩祭のテーマである”ユーフォリア“に込められた思いを教えてください。

吉野さん) ユーフォリアとはイタリア語で、”過度な幸福感“という意味です。ここ数年はコロナ禍で人とのつながりが減ったことや、思うようにサークルや部活動をできなかったことで、理想のキャンパスライフからかけ離れた生活が続きました。ですが、今年に入ってからは新しい団体が立ち上がるなど、学生同士の交流が増えてきたことから、学生同士がつながる幸福感を分かち合いたい、という思いが背景にあります。


学生広報チーム) お二人が実行委員として活動していてよかったと感じることは何ですか?

吉野さん) 学科や学年を超えて、実行委員のメンバー一丸となって同じ目標に向かって頑張ることができているのが嬉しいです。荒川キャンパスは、同級生でも話したことがない人がいたり、キャンパスにいる学生の数も少なかったりするので、青鳩祭実行委員会に入る前から寂しいキャンパスだと感じていました。しかし青鳩祭を通して人と人がつながっていくことを実感でき、やりがいを感じます。

高橋さん) 実は青鳩祭は、東京都立大学に再編・統合される前の学校から続き37回目にもなる大学祭で、長い伝統から地域住民の皆さまにも親しまれる大学祭です。運営をする中で地域の方々の温かさをとても実感しています。青鳩祭が都立大の学生同士、そして学生と地域住民との繋がりの場として機能し、そのような場の企画運営に携われていることがとても嬉しいです。


学生広報チーム) 多くの人から愛され続けてきた青鳩祭は、実行委員の皆さんを中心に、都立大生と地域の皆さんの協力があってこそのものだったのですね!来年の青鳩祭も楽しみにしています!



【取材・文:健康福祉学部 作業療法学科 大西里奈(学生広報チーム)】

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