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2023.12.20

学生広報チームが密着!ボランティアセンター~南大沢夏まつり振り返り編~

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以前 学生広報チームが取材した、南大沢夏まつりでのボランティア活動。
学生広報チームが密着!ボランティアセンター~南大沢夏まつり編~

今回は夏まつり後の8月末にボランティアセンターで行われた振り返りを取材しました。

この日は事前に参加者から集めた意見や感想をもとに、参加した動機や、感情が動いた場面などについて共有していました。中でも最も活発に意見が交わされたのが、次回に向けた改善点。来年は都立大ボランティアチームの夏まつりへの参加は未定ではあるものの前向きに検討中とのことです。


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▲振り返りの様子

振り返り終了後、今回の夏まつりにボランティアとして参加された4人の方にお話を伺いました。

健康福祉学部看護学科1年 大塚さん
人文社会学部人間社会学科2年 由里さん
人文社会学部人間社会学科4年 樫村さん
システムデザイン研究科航空宇宙システム工学域博士前期課程 1年 大久保さん

——夏まつりは大盛り上がりでしたが、参加してみていかがでしたか?

由里 私はこういうイベントにはあまり慣れていなくて、戸惑うことが結構ありました。でも実際に企画が始まって、子どもたちが竹水鉄砲などを楽しんでいる様子を見ると、やはり参加して良かったなという気持ちになりました。

大久保 僕は、今回は夏まつり当日のみボランティアとして活動しました。 神輿の手伝いや竹水鉄砲の受付、スライムの作成の手伝いと、活動は多岐にわたっていたんですが、企画から携わってくれた方々がサポート してくれて、僕自身も楽しみながら参加することができました。普段は小学生以下の子と関わる機会は少ないので、子どもたちの嬉しそうな笑顔を見た時、僕自身もとても楽しくて、やりがいを感じました。

——皆さん楽しそうでしたが、最初はどのような動機で参加されたのでしょうか?

大塚 私は、ボランティアを募集していることを知って「あ、何かちょっと楽しそう」と思ったのがきっかけです(笑)。ボランティアには以前から興味があったので良いきっかけだと思い参加しました。テスト前でもなんとか頑張ろうと思ったのですが、いざ取り組んでみると大変でしたよね。

一同 (笑)

樫村 僕は、卒業後に公共の福祉に関わるイベント企画の仕事を担当することになりそうなので、大学生のうちに何かできることはないかなと思っていたところ、キャンパススクエア (東京都立大学の教務・ポータルシステム)で募集しているのを見て応募しました。

——今回は「ボランティア」として参加されましたが、お金を稼ぐアルバイトとボランティアとで、なにか違いを感じられましたか?

樫村 僕は地域の夏まつりの手伝いをするという活動内容に興味があって参加することを決めたため、あまりアルバイトとの違いは考えていなかったです。

大久保 賃金を貰う仕事の場合は責任や制約を多く伴ってしまうので、自分のやりたいことを主体的にできるかといったら、必ずしもそうではないと思うんです。その点ボランティアは、自分のやりたいことが実現できたり、自分の思いを表現したりしやすいのかなと思いました。

大塚 確かに。

由里 私は、始める前は大久保さんが仰ったように、ボランティアだからこその自由さがあるのかなと思っていたんですけど、実際始めてみると、正直、アルバイトとの境目は少し曖昧に感じました。

大久保 アルバイトのように対価をもらうとそれに見合った立場が求められてしまって、フラットな関係で接することは少ないと思うんですよね。ボランティアは関わる人との間でフラットに接することができるので、本当に楽しいなと僕は感じました。

大塚 そうですね、サービスとして接するか、心の底から一緒に楽しむかという点が違う感じはします。

——なるほど、ボランティアだからこそ楽しめた部分があったのかもしれないですね。
最後に、もし来年も今回のような機会があればボランティアとして参加したいと思いますか?

大塚 絶対に参加したいです!楽しかったし、今回の反省点を全部クリアしたい(笑)。次年度から荒川キャンパスに通学するので、企画段階からの参加は少し厳しいかなと思いますが、可能であればもう一回参加したいです。

由里 そうですね、気持ち的には……正直、準備はやりがいがある分大変だったため、来年は企画段階から参加することは難しいかなと思っています。ただ、こうやって振り返りをした中で挙がった今年の反省点を次年度のボランティア参加者に伝えることで、今回の経験を活かしてもらえればと思います。

樫村 僕は今年度で卒業してしまうため参加できないのですが、自分が所属しているサークルメンバーにボランティア活動について話したときに、「そのような活動があることを知らなかった」「私も関わってみたい」という声を聞くこともあって。興味がある人に声掛けすることは考えてみようかなと思っています。

——ありがとうございました。そしてボランティア活動お疲れさまでした!

夏まつり企画への取材レポートは今回で終わりですが、ボランティアセンターへの取材はまだまだ続きます。次回の密着取材レポートもお楽しみに!

【取材・文:法学部 千澤直斗 (学生広報チーム)】

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