5G活用アイデアソン2025 体験レポート
東京都立大学では毎年、5G製品・サービス活用のアイデア創出を目的とした「5G活用アイデアソン」が開催されています。2025年度は12月20日(日)に南大沢キャンパスにて実施されました。今回は学生広報チームとして実際に参加した様子をレポートします。
【技術体験・個人ワーク】
今回のイベントのテーマは、アバターロボット(疑似対面、遠隔操作ロボット)とボリュメトリックビデオ(空間をリアルタイムで3Dデータ化する技術)という2種類の技術のユースケースを考えるというものでした。筆者はボリュメトリックビデオのグループに参加しました。
まず、ボリュメトリックビデオを用いた製品やサービスについての説明を受けました。つづいて実際に製品を体験することができ、今後のワークに向けて5G技術の具体的なイメージをつかむことができました。
(カメラの前に立った筆者がリアルタイムで3Dデータ化される様子)
体験の後は個人でアイデア出しを行いました。その際もメンター企業の方から考え方のコツや、AIを用いたアイデア創出の方法を教えていただけたので、躓くことなく進めることができました。
【グループワーク】
個人ワークの後は4人ほどのグループに分かれてワークを進めました。まず提案するアイデアを絞り込んだ後、Business Origami®というツールを用いてアイデアの検討と発表の準備を進めていきました。カードを用いることでステークホルダーやそれらの関係性を簡単に可視化することができ、全体像の理解に役立ちました。製品・サービスの提供だけでなく、利用者や製品の提供に必要なインフラなど、なかなか目を向けることが難しい要素を意識しながら発表の準備を行うことができたと思います。

(Business Origami®を用いたグループワークの様子)
【発表】
グループワークの後は、全体で集まり、それぞれのアイデアを発表しました。各グループの発表の後には質疑の時間が設けられており、メンター企業の方々が審査員としてフィードバックをしてくださいました。その後、審査員の審査によって、テーマごとに優秀アイデアが選出されました。筆者のグループは惜しくも選出されませんでしたが、優秀アイデアは今後メンター企業とともに実証実験を行うとのことで、学生のアイデアがどのように形になっていくのか、非常に楽しみです。

(発表の様子)
【イベントを終えて】
今回は5G活用アイデアソンに参加し、様子をレポートしました。私自身このようなイベントに参加するのは初めてだったことに加え、参加前は5Gに関する知識もほとんど持っていない状態でしたが、メンター企業による説明や技術体験のおかげで5Gの特徴をしっかり理解したうえでアイデアを考えることができました。また、都立大の学生だけでなく、東京都立産業技術大学院大学や東京都立産業技術高等専門学校の生徒の参加メンバーもおり、10代から社会人まで幅広い層の人と議論することができるというのも、このイベントの魅力であると感じました。皆さんもぜひ参加してみてください!
【取材・文:人文社会学部人文学科 浜田晟吾(学生広報チーム)】