華やかに舞う、競技ダンスの世界—競技ダンス部—
美しく、観る人を魅了する競技ダンス。そこにはペア競技だからこその努力と魅力がありました。今回は競技ダンス部 藤本さんにお話を伺いました。
―活動内容、スケジュールについて教えてください。
東部学生競技ダンス連盟に所属しており、おおよそ月に1回ほど連盟が主催する大会に参加しています。また、良い成績を収めるために週に3回練習を行っています。
―大会に出場することの魅力や、練習時に意識していることを教えてください。
コロナ禍で観客が少なかったこともありましたが、やはり部員を含めいろいろな人に自分のダンスを見てもらえるのが魅力ですね。 大会は勝ち抜きで上位を目指していく方式になっています。大会では、きれいなシルエットを保って踊ることが重要なため、いかにきれいなシルエットを崩さず踊れるかを意識して練習に取り組んでいます。また、曲に合わせて踊るため、どれだけ音楽を踊りで表現できるかという点を日々研究しています。
―競技ダンスを行う上で苦労していることと魅力を教えてください。
2人で踊るため、改善点やどのように踊りたいかを互いにしっかり伝え合い、コミュニケーションを取りながら歩み寄っていくことが難しいと感じます。 ただお互いの意思がうまくかみ合った時にとても達成感があって、そのときのために練習していますね。また、連盟に加入している学生同士での交流ができるため、人脈が広がっていくことも魅力です。
―何か自慢話があれば教えてください!
競技ダンスは、メジャーなスポーツと比べると競技人口自体が多くないため、きちんと練習に取り組めば未経験者でも大会で良い成績を残せる可能性があります。私も競技ダンスは未経験でしたが、昨年の冬の全国大会で決勝まで勝ち上がることができました。
―新入生へメッセージ
未経験者でも始めやすいスポーツなので、大学入学後に何か新しいことに取り組みたい人におすすめです。また、踊りの美しさを競う競技なので、外見にも気を配るようになり、自然と姿勢が良くなることも魅力です。始めてしばらくすると「あか抜けたね」と言われることもありますよ。
(実際に藤本さんも4年間通して身長が177センチから180センチまで伸びたそうです!)
【取材・文:人文社会学部人文学科3年 大島美桜(学生広報チーム)】