2024年度 東京都立大学スポーツ・文化活動賞 授賞式レポ
2025年3月18日に、東京都立大学スポーツ・文化活動賞の授賞式が行われました。これは、スポーツや文化活動において優れた成果を収めた学生の団体・グループ・個人を表彰するものです。今年度は3団体と1個人が受賞しました。
授賞式では、受賞者らが大橋隆哉学長から表彰状を受け取り、活動報告や今後の目標を語りました。

▲左から、大橋隆哉学長、テコンドー部・板倉広昂さん(上段)と柴谷雄介さん(下段)、フライングディスク部・福田拓真さん(上段)と山田未優さん(下段)、人力飛行機研究会MaPPL・岩田一希さん(上段)と千葉柊華さん(下段)、パワーリフティング部・小笠原蓮さん(上段)
パワーリフティング部 小笠原蓮さん(取材時経済経営学部経済経営学科2年)
第51回全日本学生パワーリフティング選手権大会男子59㎏級 第5位入賞
第116回関東学生パワーリフティング大会男子59㎏級 第3位入賞
第117回関東学生パワーリフティング大会男子59㎏級 第2位入賞

小笠原さんがパワーリフティング部に入部した当時、部内にパワーリフティングの経験者がいませんでした。しかし、他の部員を巻き込みながら練習を重ね、関東2位という成果を上げることができました。パワーリフティングの練習には専用の設備が必要で、環境によるハンデもありますが、工夫して練習をしているといいます。来年度の目標について聞かれると、自分は「勝ちたい」という気持ちが強いため1位を目指したいと思っています、と力強く語ってくれました。
▷パワーリフティング部のインタビュー記事をHOT TOPICSで公開中!こちらもぜひチェックしてください https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/pr/37391.html
人力飛行機研究会MaPPL 千葉柊華さん((取材時)都市環境学部環境応用化学科3年)・岩田一希さん((取材時)システムデザイン学部機械システム工学科2年)
第46回鳥人間コンテスト滑空機部門 第2位

毎年好成績を残しているMaPPLですが、今年も全体2位・学生優勝という輝かしい成績を残しました。伝統ある部だからこそ先輩から引き継がれていることは多いですが、骨組み以外は毎年すべて作り直してその代の個性を出しているといいます。常に新しいことに挑戦していく姿勢が、大会での好成績や記録更新につながっているのだと感じました。来年度はどんな飛行を見せてくれるのか、期待が高まります。
人力飛行機研究会MaPPLのインタビュー記事をHOT TOPICSで公開中!こちらもぜひチェックしてください https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/pr/36878.html
海老澤元さん((取材時)システムデザイン学部インダストリアルアート学科4年)
学業の傍らCGアーティストとしても活躍し、他の学生の手本となっている海老澤さん。様々な賞を受賞されています▼
八王子学生CMコンテスト 八王子市長賞
関東総合通信局デジタルコンテンツアワード2023 関東総合通信局長賞
IndyZoneUSDチャレンジUSDコンテスト2023 審査員奨励賞
世界最大級のCG学会「SIGGRAPH」で採択、ポスター発表
TMU EntreBloom ビジネスアイデアコンテスト2024 最優秀賞
ATOMica&KDDI賞(チーム「IKEMY」リーダー)

(受賞式欠席のため、別日に表彰)
メトロノワにインタビュー記事を掲載中です!こちらもぜひチェックしてください▼ https://metro-noix.tmu.ac.jp/article/0049.html
フライングディスク部 山田未優さん((取材時)健康福祉学部看護学科3年)、福田拓真さん((取材時)システムデザイン学部機械システム工学科3年)
第6回全日本U21アルティメット選手権大会ウィメン部門 第3位入賞
第35回全日本学生アルティメット選手権大会ウィメン部門 第3位入賞


フライングディスク部が取り組んでいるアルティメットは、大学から始める人が多い競技で、初心者でも活躍するチャンスが多いといいます。「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」という理念のもと、審判を置かず選手の自治によって試合が成り立つという特徴があります。都立大は広い人工芝で練習することができるため、恵まれた環境で練習できているといいます。試合中の動画を見せながら競技の魅力を語ってくれる場面もあり、今後もっと競技の魅力を伝えていきたいと意気込みました。
フライングディスク部のインタビュー記事もHOT TOPICSで公開中!こちらもぜひチェックしてください https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/pr/37634.html
テコンドー部 柴谷雄介さん((取材時)都市環境学部観光科学科2年)、板倉広昂さん((取材時)都市環境科学研究科環境応用化学域後期1年)
第36回全日本学生テコンドー選手権大会 総合優勝

都立大テコンドー部は、過去にも全日本優勝を果たしている実績ある部活ですが、コロナ禍では活動に大きく制限がかかっていました。しかし制限が緩和された今、練習内容を見直し工夫して活動しており、それが今回の素晴らしい結果につながりました。また、部員のモチベーションを維持し楽しく活動できる雰囲気を作ることも意識しているといいます。授賞式でも真剣ながら笑顔の多い受け答えが印象的で、普段の練習の雰囲気が伝わってくるようでした。
テコンドー部のインタビュー記事もHOT TOPICSで公開中!こちらもぜひチェックしてください https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/pr/37336.html
取材を終えて
今回授賞式に参加させていただき、とても穏やかで明るい雰囲気で行われていたことが印象に残っています。受賞者からの活動報告の場面では、大橋学長からの質問に答えたり試合中の動画を見せてくれたりと、みなさん会話を楽しんでいる様子でした。目標に向かって努力する受賞者たちの真剣な言葉に、私も心を動かされました。ぜひ各受賞者のインタビュー記事やSNSもご覧いただき、頑張る都立大生を応援していただけると嬉しいです。
【取材・文:(取材時)法学部法学科3年 鳴海美咲紀(学生広報チーム)】