5G活用アイデアソン2024 体験レポート
2024年12月8日(日)に東京都立大学南大沢キャンパスにて、5G製品・サービスの新規活用アイデアの創出を目的として5G活用アイデアソン2024が行われました。学生がテーマごとに数人のグループでディスカッションをし、新しいユースケース・活用方法を考えるこのイベント。学生広報チームが実際に参加した様子をレポートします。
オープニングでは堀田副学長よりメッセージをいただき、その後テーマごとに分かれての活動となりました。

オープニングの様子
【インプットワーク・個人ワーク】
今回のイベントのテーマは「自立走行・遠隔操作ロボットの新しいユースケースを創出する」と「XRやデジタルツインを活用し、情報の可視化による新しい体験を考える」の2つで、筆者は後者のテーマに参加しました。
テーマごとに分かれ、アイデアソンで使用する製品やサービスについて紹介があり、実際に体験することもできました。具体的には、XRグラスを身に着けて目の前に舞台があるような体験をしたり、3Dモデルの表示では南大沢キャンパスにバスを走らせる様子などをタブレット上でのAR(拡張現実)表示とゴーグルによるMR(複合現実)表示の双方で体験したりしました。筆者はこのようなXR技術を体験するのは初めてであり、身近な技術ではなかったものの、これらの技術が日常の中で使えるようになれば大きく生活が変わるだろうと実感しました。
アイデア出しのコツや流れについての説明を受けた上で「個人ワーク」として20分ほどアイデア出しを行い、AIも活用しながら新しいユースケース・活用方法のアイデアを書き出しました。
【グループワーク】
3~4人程度のグループで個人ワークをもとに提案するアイデアを一つに決め、サービスデザインの構造を可視化するカードツールBusiness Origami®を用いて、実現性の検討を行った上で発表に備えて準備を行いました。筆者のグループは4人で、都立大の学部の異なる学生3名と都立産業技術大学院大学の社会人学生1名という幅広い背景を持つメンバーがおり、一人では思いつかないようなアイデアや視点に触れることができました。筆者のグループでは個人ワークで出たアイデアを似ている種類ごとにまとめたり、5Gの特徴に注目したりして1つのアイデアに絞り込みました。実現性の検討では、普段はあまり意識しない、サービスに関わる人々について想像するきっかけにもなったと感じます。

実現性の検討の様子
提案するアイデアに関わる人・ものを書き出し、それぞれの関係を整理しました。
【発表】
XR・デジタルツイン部門の2グループ、自立走行・遠隔操作ロボット部門の3グループ全てが約10分の発表と質疑応答を行いました。審査員6名による審査によって各部門から優秀アイデアの選定が行われ、筆者のグループは嗅覚も利用した温浴施設での温泉体験のアイデアを提案し,優秀アイデアに選ばれました。今後実証実験を行うとのことで、今回提案したアイデアがどのような形になるのかとても楽しみです。
【イベントを終えて】
今回、アイデアソンというイベントに参加すること自体筆者にとっては初めての経験でしたが、説明や同じグループの人たちの支えもありアイデアを形にすることができました。アイデアソンを通じて普段の生活や大学の講義では意識することのない物事、そして他の参加者の視点に触れ、とても貴重な経験となりました。また同じようなイベントがあれば積極的に参加したいと感じました。

発表の様子
【取材・文:都市環境学部 建築学科 池内 優輝(学生広報チーム)】