東京都立大公式WEBマガジン
2022.03.30
イベント取材(サークル選手権)

伝統を紡ぐ「サークル選手権」

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昨年12月10日、南大沢文化会館にてイベントサークルp!ece主催の「サークル選手権」が行われた。「サークル選手権」とは、毎年12月、都立大に所属する部・サークル・有志団体が数種類のゲームで競い合い、優勝を目指す大会である。今回のイベントには19団体27チームが参加し、大盛況のうちに幕を閉じた。
今回のイベントは、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となったが、感染対策を講じながらも工夫を凝らした内容であり、見学した筆者も非常に楽しめる内容であった。そこで後日、p!ece代表の舟田さん(システムデザイン学部2年)・集客局長の橋野さん(法学部2年)へインタビューを行い、本イベントへの想いなどを語っていただいた。(2021年12月取材、インタビュアー:布田)

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▲ 集合写真

ー本日はお時間いただきありがとうございます!よろしくお願いいたします!

舟田さん・橋野さん)よろしくお願いします!

ーイベントの内容が面白く、当日は自分も非常に楽しめました!2年ぶりの開催はいかがでしたか?

橋野さん)まずは無事に開催することができたことにホッとしています(笑)

舟田さん)p!eceとして1年間の活動の集大成が「サークル選手権」です。しかし、コロナの影響で昨年度は実施できなかったこともあり、今年度は「サークル選手権」の様子がわからないメンバーばかりでの開催でした。しかしp!ece存続のため、そして先輩方が紡いできた10年間の歴史を途絶えさせたくないという強い気持ちがあったため、多くの障害を乗り越え、実施できました。反省点は多いですが、成功と言って良いと思っています。

ーそれを聞いてこちらも嬉しい気持ちになりました(笑) 例年は学内にある講堂で開催していましたが、今年度は別の場所だったのですね。

橋野さん)そうなんです。リハーサルを行う時期(10、11月)に諸事情で学内の講堂を使えなかったためです。その代わりに南大沢文化会館が受け入れてくださり、無事、開催することができました。

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▲ リハの様子

ーそんな事情があったのですね…。他に大変なことはありましたか?

舟田さん)まず幹部代である2年生が本イベントの内容をほとんど知らないということですね。そのため後輩である1年生、経験のある3年生との温度差が非常にありました。その埋め合わせをするために幾度となく話し合いをするなど様々な試行錯誤を行いました。その時間はなかなか大変でしたね…(笑)

橋野さん)本イベントの認知度が低いことも障壁でした。現在多くの部活・サークルの中心は2年生です。そのため本イベントを知らない部活・サークルが非常に多かったのです。

ー確かに僕の代はほとんど知っていますが、後輩で知らない子が多かったです。

橋野さん)そのため、広報担当では、参加を促すためにカウントダウンイベントなどSNSでの宣伝を工夫したり、多くの団体に直接DM(ダイレクトメッセージ)を行ったりしました。実は沢山断られてしまったのですが、その代わりに多くの団体とつながりを持つことができたのでポジティブに捉えています!

ーそのポジティブな姿勢、僕も参考にさせていただきます!
それでは最後に一言ずついただければと思います!

橋野さん)来年度以降も「サークル選手権」が続いてほしいと思います。今後もワクワクする内容を考えていきますので、多くの団体に参加していただきたいです!

舟田さん)今年度は先輩方の協力もあり、どうにか実施できました。p!eceの主軸である「サークル選手権」を基盤にし、来年度もミスコンなど多くのことに取り組んでいきたいと考えています。来年が勝負です。

ー熱い想いありがとうございます!この記事を見た学生さんがp!eceに入ってくれたら嬉しいです!

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▲ 当日の様子

※新型コロナウイルスの影響により、紹介されている活動の内容等は取材時から変更となっている場合があります。

【取材・文:都市環境科学研究科 布田大(学生広報チーム)】

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