“サッカー部”を確立させた4年間
11月に年内のリーグ戦を終え、2部リーグ5位という結果を残したサッカー部。
今季で引退された大村拡平さん(4年)にサッカー部での4年間について学生広報チームがお話を伺いました。(2021年12月取材)
Q1. サッカー部について教えてください。
サッカー部は、現在30人が所属しており、週5日(火水金土日)活動しています。大学の休暇期間は、木曜日も活動しているので週6日となります。
僕らの代で組織図を作って、一人ひとり何らかの役割を持ち活動できるよう改革しました。例えば、トレーニングの設計や対戦相手を分析する“分析班”や、SNS(Facebook、Twitter、Instagram、LINE)運用やZOOM新歓を実施する“広報班”など多様な組織で構成し、更なる高みを目指して日々練習に励んでいます。
Q2. 大村さん自身が印象に残っている試合を教えてください。
今年でいうと、武蔵大学との試合が強く印象に残っています。リーグ内では格上の相手だったのですが、分析班の人たちが事前に相手の動画などを見て考えた戦術がしっかりはまって勝てたのが印象深いですね。
Q3. 4年間サッカー部で学んだ経験を、今後、社会でどのように活かしたいですか?
僕は、主務を務めていてピッチ外のこと全般を担っていました。特にコロナ禍で、学校と「グラウンドを使わせてくれ」みたいな交渉をよくしていました。顧問の先生のご助力もあって他大学と比べて早めに観客を入れて試合を実施できたんです。自分発信で動く“行動力”は、今後にも活きるのではないかなと思っています。
Q4.4年生として後輩に託したい思いを教えてください。
今年達成できなかった目標(リーグ戦 勝ち点34以上)を果たしてほしいです。また、リーグ戦で2位以内に入って1部リーグへの昇格を目指してほしいです。そのためにも、色々なチーム強化策を考えていく必要があると思います。現在、1つ下の代から外部コーチを雇い、週に1、2回見てもらっています。OBの方々にもお手伝いしてもらえる環境を作るなど始めているみたいなので、そういうピッチ内外で新しいことを始めてどんどん強いチームにしてほしいですね。
Q5. サッカー部のここだけは伝えたい魅力とは。
サッカー部に入る人は基本的に、高校まで部活をやっていた人が多いのですが、高校までと違って自分たちで動いてやらないといけないので大変です。ただ、その分やりがいもあります。人間的な面でもサッカーの技術面でも成長できるのが魅力です!
Q6. 最後に、新入生へのメッセージをお願いします!
サッカー部には熱い人間が集まっています。高校までで部活をやりきれなかった人、サッカーをまだ本気でやりたい人は、是非サッカー部に入って楽しく激しくサッカーをしましょう!
また、マネージャー志望の方も募集中です。サッカー部は活動が多く、他の部活やサークルより大変な面もありますが、マネージャーもチームの一員として一緒に戦っているという意識が強いので、チームの一体感を感じられると思います。実際に入って後悔はさせませんので、是非お待ちしています!
▲ v.s.一橋大学での牛丸裕貴(主将)(2021.10.09撮影)
『想いを大切に、感動を和かちあおう』というサッカー部の理念の下、一人ひとりが役割を担い責任を持って活動に励んでいることでチーム一丸となって目標達成を目指している姿が印象的でした。新体制となったサッカー部、更なるご活躍をお祈りいたします。
※新型コロナウイルスの影響により、紹介されている活動の内容等は取材時から変更となっている場合があります。
【取材・文:都市環境学部地理環境学科 藤田櫻子(学生広報チーム)】