困難を乗り越えて、そしてその先へ
【2021年1月19日掲載記事】
ー2020課外活動団体紹介①(東京都立大学グリークラブ)ー
今回取材をさせていただくのは、性別も合唱経験も関係なく男声合唱団を行う「東京都立大学グリークラブ」である。とても珍しい合唱団であるという事だが、コロナウイルスの状況下、どのようにして活動を行っているのか。早速、安田さん(2年)にオンラインでインタビューを行った。(2020年12月取材)
―本日はどうぞ宜しくお願い致します!まず、東京都立大学グリークラブについて少し説明していただいてもよろしいでしょうか?
こちらこそよろしくお願いします。東京都立大学グリークラブは通常の合唱団と違い、性別・合唱経験など関係なく男声合唱を行っている、とても珍しい合唱団です。現在は4年生9名、3年生4名、2年生4名、1年生1名、院生6名の計24名で、基本的に通常活動日である月曜日と金曜日の週2日、状況により週1日、練習を行っています。
―なるほど…。女性も男声合唱を行うんですね…とても聞きごたえがありそうです!コロナ禍では練習が出来なかったと思いますが、活動再開前までどのような活動を行っていたのでしょうか?
そうですね…。やはり合唱という性質上、飛沫を避けられない練習が多く、コロナウイルスが流行しだした初期の段階で対面練習が難しくなりました。また、オンライン上での練習、いわゆる「テレコーラス」も、他の合唱団の練習を参考にし、試行錯誤して行いましたが、タイムラグが生じる等、困難な点が多かったです。しかし練習以上にサークル員同士の仲間としてのつながりも重要なので、ZOOMを用いて懇親会を行うなど、定期的に団員同士の交流の場を設けました。正直、対面での活動のほうが良いのは確かですが、挑戦したことは我々にとって良い経験になったと思います!
―そうですよね…。やはり難しい部分が多いですよね…。ちなみにですが、コロナの状況下から続けていることはあるのでしょうか?
ミーティングに関しては現在もオンラインで行っています。日程調整は大変ですが、各々移動せずとも会議を行えるので今後もオンラインミーティングは活用できたらと思っています。
―確かにオンラインは移動する必要がないなどの利点もありますもんね!僕もオンラインの恩益を日々感じています(笑)活動が再開されたという事ですが、現状はどのような活動を行っているのでしょうか?
基本的に通常活動日である月曜日と金曜日の週2日、それぞれ2時間の練習を行っています。しかし学内施設利用が制限されていることもあって、週1日の練習の時もあります。また今年度はこのような現状もあり、十分な練習時間を確保することができなかったため、定期演奏会は中止にせざるを得ませんでしたが、少しでも今年度の成果をお見せするために代替公演を予定しています。現在はその公演に向けての練習を行っています。代替公演は、定期演奏会の1ステージ程度の曲目をホールにて録音・録画し編集したものを、3月下旬を目安に当団体公式Youtubeチャンネルにてプレミア公開する予定です。
―代替公演も予定しているのですね!是非観たいです!
ありがとうございます(笑) 楽しみにしていてください!
―では最後に1年生を含め、記事を読んでいる方にメッセージをお願いいたします!
現在グリークラブでは対面練習の体験参加が可能です。既に参加してくれている1年生もいますので気軽に遊びに来てください!練習日程や場所などの詳細をグリークラブ公式LINEやTwitter(@tmuglee)で周知しています。参加に当たっての質問や疑問点にも対応していますので、DMお待ちしています!コロナ禍で溜まった日々のストレスを歌って発散しましょう!
▲ 学内練習の様子(2020年1月撮影)
―是非、1年生のみなさんは、一度足を運んでみてください!
本日は貴重なお話、ありがとうございました!
※コロナウイルス感染拡大に伴い、紹介されている活動の内容等は変更となっている場合があります。
【取材・文:都市環境科学研究科 布田大、法学部法学科 石川大貴(学生広報チーム)】