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2022.03.25
※2022年3月以前に都立大HP「People都立大人」に掲載された記事のアーカイブ記事です。

困難を乗り越えた1年、その先へ

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【2020年3月18日掲載記事】
ー2019課外活動団体紹介⑦(古典ギター部)ー
今回取材させていただくのは古典ギター部。「古典」と「ギター」、一見繋がりがあまり感じられない言葉ではあるが、一体どんな部活動なのか。古典ギター部の斎藤さん(2年)に早速インタビューを進める

キービジュアル
定期演奏会の様子

ー本日は取材にご協力いただきありがとうございます!まずは古典ギター部を簡単にご説明していただいてもよろしいでしょうか?

こちらこそよろしくお願いします。古典ギター部では、クラシックギターを使って演奏しています。部員全員で様々な種類のギターを使って演奏する合奏と、少人数で演奏する重奏を主として行っています。クラッシックギターは、エレキギターと違って電気を使っていないので、自然な優しい音色を持っています。
現在は1年生14人、2年生5人の計19人で活動しています。活動は水曜と土曜の週2回行っています。

ー優しい音色・・・一度ぜひ演奏をお聴きしたいです!活動についてもう少し詳しくお聞きします。練習場所や方法について教えてください。

活動場所は学館や学生ホールを利用しており、活動日以外は部室で練習しています。週に2回の活動日では、合奏のパートごとに練習するパート練、指揮者を中心としてすべてのパートを一部屋に集めて練習する合奏練、部員のする重奏ごとに集まって練習する重奏練の3つがあります。またパート練など曲を練習する前に、指を楽器に馴れさせるための基礎練を行っています。これとは別に、古典ギター部では師弟練をいう3年生が1年生にマンツーマンで教える練習があり、そこでクラシックギターのイロハを教えています。

ーなるほど、演奏の形態ごとに適した練習方法を行っているのですね。師弟練・・・学年を超えて交流できるのは魅力的ですね!続きまして、今年度の活動を振り返ってみて総括をお願いします!

今年度は私の一つ上の代である3年生が中心となって活動してきました。一言でいうと多くの困難と向き合い続けた代だと思います。そんな困難にも負けないよう、部員全員が一丸となって立ち向かいました。結果として素晴らしい定期演奏会を開催することができ、その点は良かったと思います。

ー困難に向き合い、乗り越え続けた1年だったんですね・・・その中でも、1番のエピソードは何でしょうか?

 例年8月ごろに夏合宿を行っており、そこでは11月ごろに行う定期演奏会の練習をしています。部員全員がまとまった時間を取って練習できる機会のため、とても重要な時間となります。しかし、合宿先で台風15号により被災してしまい、練習を行うなど合宿を続ける環境ではなくなってしまったのです。それでも部員全員の安全をしっかりと確保し、無事に全員帰宅することが出来ました。しかし合宿で練習が行えなかったため、本番で良い演奏をするために大変でしたが、例年よりも合宿後の練習を多く積み重ねました。

ー合宿が行えなかったのは相当苦しかったと思いますが、定期演奏会で良い演奏をすることができ、とてもすごいと思います!では少し角度を変えた質問ですが、古典ギター部さんの独自の魅力とは何でしょうか?

古典ギター部は音楽系の部活動でありながら、部員の多くは大学に入ってからギターに初めて触った人、また今まで楽器自体経験のない人など音楽初心者がとても多いです。また部員全員の仲が良く、みんなクラシックギターが好きなため、和気あいあいとしながらも、気持ちを切り替えしっかりと練習できているところなどが、古典ギター部の魅力だと思います。

ー初心者の方でも弾けるようになるんですね。驚きです!では最後に来年度の抱負をお願い致します。

前年度・前々年度の代の先輩方が、ギターの演奏だけでなく、サークルの運営など多くの面でとても素晴らしかったので、プレッシャーもありますが、より練習を行い、先輩方に負けないくらい素晴らしい演奏会を開きたいです!

応援しています!是非演奏会に行かせてください!本日はありがとうございました!

【取材・文:自然文化ツーリズムコース 黒須 康太、地理環境コース 布田 大(学生広報チーム)】

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