第38回首都大学東京横浜市立大学総合定期戦(横市戦)
【2019年6月21日掲載記事】
6月2日(日)、横浜市立大学金沢八景キャンパスを中心に、第38回首都大学東京横浜市立大学総合定期戦(横市戦)が行われた。今大会では2連覇を目指し熱い戦いが繰り広げられた。その模様を学生広報チーム、選手の声とともにお伝えする。
Ⅰ.〈柔道 ●首都大 2-3 横浜市大○〉~白熱の激戦、惜しくも敗れる~
厳かな雰囲気が漂う横浜市大の柔道場で試合は行われた。アウェー開催もあり相手方のOBの声援も大きく、会場は横浜市大ムードに盛り上がっていた。先鋒戦は果敢に攻め続けるも平行線。試合終了間際に相手の反撃を受け、取りこぼし1敗。初戦の結果を覆すように猛反撃を仕掛けるが、次鋒戦と中堅戦も黒星がつき0対3。副将戦や大将戦はベテランの意地をみせ2勝。結果として、首都大柔道部は2対3となり苦杯をなめた。
Ⅱ.〈硬式庭球部 男子 ○首都大 6-3 横浜市大●、女子●首都大0-7横浜市大○〉~続く接戦~
男子部では、ダブルス1-2、シングルス5-1、女子部ではダブルス0-2、シングルス0-5と明暗の分かれる結果となった。 男子部では、良い結果の試合もあれば、あと少しで勝てそうな試合もあったため、夏リーグに向けて収穫の多い試合となったそうだ。 女子部では、ファイナルまで競った試合もあったものの、悔しい結果となった。次の定期戦である府大戰での勝利を目指して頑張ってほしい。 (硬式庭球部Twitterから許可を頂き抜粋)
Ⅲ.〈軟式野球 ○首都大 2-1 横浜市大●〉~接戦を制し、昨年の雪辱を果たす~
昨年の炎天下とは打って変わって、曇天下の野球場にて戦いの幕が切って落とされた。昨年の大敗を糧にし、序盤から首都大学東京軟式野球部は一層盛り上がっていた。 両者無得点で迎えた3回裏に、首都大が1点を先制。そこからベンチの声が盛んになり部全体は良い雰囲気に包まれた。勢いがついたまま迎えた8回裏、1点を追加。無得点で迎えた9回表、土壇場で横浜市大が1点一矢報いたが首都大の投手陣たちが粘りを見せ、2年ぶりの白星をあげた。
Ⅳ.〈ハンドボール ○首都大 24-14 横浜市大●〉~感じた定期戦の意義とは~
ハンドボール部の半田真路さん(都市基盤3年)に話を伺った。
Q. 試合を終えての感想を教えて下さい。
A. 僕自身横市戦は3度目になるのですが、どの時も感じるのは応援の力です。リーグ戦も定期戦も真剣勝負であることには変わりありませんが、リーグ戦では自分たちのために結果を残すという気持ちが1番にあるのに対して横市戦、府大戦では大学の名前を背負って、代表して戦っているように感じます。その点では応援団の方々の声援は本当に力になります。そのため、今回の横市戦で勝利した瞬間は大きな達成感を得ることができました。今後も定期戦は行われていくと思いますが、どちらの大学も力を出し切って素晴らしい試合になっていくことを期待しています。
Ⅴ.〈女子バスケットボール ●首都大 59-61 横浜市大○〉~次の勝利を誓って~
女子バスケットボール部の山内麻希さん(法学系3年)に話を伺った。
Q. 試合を終えての感想を教えて下さい。
A. 女子バスケットボール部は59-61で残念ながら負けてしまいました。試合前半で差をつけられてしまったことが敗因だと思います。しかし、全員が諦めず最後まで全力で戦った結果、1ゴール差まで追いつくことができました。来年こそ勝利を収められるようこれからも練習に励んでいきます。最後に、来賓の方々や応援団の皆さんを始めとした応援してくださった皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
Ⅵ.〈ラグビー ○首都大 61-7 横浜市大●〉~土のグラウンドに苦戦ながらも、今年も圧勝~
梅雨の到来を感じさせるような分厚い雲の下、土のラグビーフィールドにて、首都大ラグビー部は総合定期戦6連覇をかけて試合に臨んだ。 序盤、ホームである横浜市大から猛攻撃を受ける。首都大の選手たちは普段からプレーしている人工芝や芝とは異なる「土のフィールド」に苦戦。中盤からその環境に慣れてきたこともあり、持前の圧倒的な強さを発揮。結果的に首都大が61対7で勝利を収めた。
Ⅶ.〈ヨット部 ○首都大 26-38 横浜市大●〉~これからに繋がるレース~
ヨット部の花野聖冬さん(人文社会学系4年)に話を伺った。
Q.試合を終えての感想を教えて下さい。
A.試合は風速2〜5m/sの南風の中、3レースを消化しました。オープン参加も含めて全9艇出場していたので、いつもよりも活気ある大会となりました。1年生の活躍も見られたので、今後の成長がとても楽しみです。
Ⅷ.〈閉会式 ○首都大 10-3 横浜市大●〉
各試合を終えた後、閉会式がとり行われた。 戦いを終えた両校の選手たちが旗手を先頭に列をなし、結果発表を、待ち焦がれる中、結果発表が行われた。結果は10対3で首都大の勝利。去年に続き優勝を果たし、本学学生は勝利を噛み締めた。本学体育会本部委員長らは、優勝の証である優勝旗・優勝杯・賞状を受け取り、勝利を喜びあった。その後、両校の応援団はエール交換を行い定期戦に幕を閉じた。
【取材・文:情報通信システムコース 高橋大翔、経営学系 長野由佳(学生広報チーム)】