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2022.03.25
※2022年3月以前に都立大HP「People都立大人」に掲載された記事のアーカイブ記事です。

2018課外活動団体紹介⑤ サッカー部

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【2019年2月18日掲載記事】

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1. 活動紹介

体育会サッカー部は現在プレイヤー31名・マネージャー5名の計36名で構成され、毎年行われるリーグ戦に向けて、週5日の練習をおこなっている。
サッカー部は現在、東京都大学サッカーリーグ戦2部に所属している。私立の強豪大学が多くひしめき合う東京都リーグ中で、国公立大学としての意地を見せ続けている。2018年度のリーグ戦は、2部リーグ7位で幕を閉じた。
昨年度取材した時点では、監督・コーチが不在であったが、今年度からは新たに指導者をお呼びして活動している。学生だけで運営していた昨年度までにはなかった第三者の視点が入るようになったことは、首都大サッカー部のさらなる活躍につながるであろう。
とはいえ、指導者の方が練習に参加するのは週に一度だそうで、学生中心の運営というスタイルが、昨年度から大きく変わったというわけではなさそうだ。今年度は、主将や中心メンバー、また学生コーチを中心に練習メニューやチーム作りを行っていたという。学生の運営は自由度が高い分、当然困難も伴うが、その中で形成されるチームワークは、首都大サッカー部の強みと言えるだろう。

2. 来年度の目標

東京2部リーグ優勝、そして東京1部リーグ昇進を来年度の目標としている。やはり、勝ちを目指して本気で取り組んでいる以上、より強いカテゴリに所属してこそ。部内が徐々に組織化され、チームとしての一体感が出てきているということで、今後のさらなる活躍に期待が高まるところである。

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▲ 試合の様子。(首都大は青)

3.リーグ戦取材

リーグ戦 第11節 vs山梨大学

2018年9月2日(日) 10:00 kickoff@首都大学東京南大沢キャンパス競技場
私が取材にうかがったこの日は、台風接近によりあいにくの天気であったが、取材班が到着する頃には選手たちは雨の中アップをしていた。 また、首都大学東京応援団や、試合観戦に駆けつけている人も多く見られ、サッカー部が多くの人々に愛されている組織であるということを改めて感じた。

前半戦は一進一退といった様子であった。攻め込まれる場面も多く、天候が悪化する中で0-0のまま前半を終えた。
しかし、後半からは優勢の場面が多くなり、PKを獲得、先制点をあげた。ここから首都大の怒涛の攻撃が開始、立て続けに2点目・3点目が決まる。前半に強まっていた雨も気がついた頃には止んでおり、見事3-0で快勝した。

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▲ あいにくの雨。マネージャー・観戦する人たちは雨具を着用。

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▲ 試合終了後。雨は止み、清々しい表情だ。

試合後、2点目を決めた田中達也さん(経営学系・2年)にインタビューをしました。

Q.今回の試合のチラシ(*)の注目選手写真に起用されていたと思うのですが、どのような心持ちでこのリーグ戦及びこの試合にのぞみましたか?

A.自分たちが前期に1位だった時期もあって、流れにのっていた時期もあったんですけど、前期で一回負けが続いて4位まで下がっちゃって。 後期が始まって、また初戦が引き分けてしまって、5位になって、勝ち点の並ぶチームが多かったので、(今日の)相手の山梨(大学)は最下位だったんですけど、武蔵大学を苦しめたっていう面もあって。そこでは気を引き締めて戦わなきゃいけないなという風に思っていましたし、でもその一方で早めに点を決めたいなという思いもあったんですけど、結局後半になって一点決める形になってしまって。 まあちょっと焦りもあったんですけど、勝てて良かったです。
(*)取材にうかがった際、スタメンやスタッフの紹介が書かれた書類をいただきました。
田中さんは、書面上の意気込みで「勝ち点3を獲りに行きます」と書いておりました。有言実行!

Q.1点目が入ってから流れが首都大側にきたかなって見てて感じたんですけれども、2点目を決めた際のお気持ちを教えて下さい。

A.前半に1個決定期を外して、自分の中でもメンタル的に落ち込むところもあったんですけれども、2点目の形は前々から他の人からも狙えって言われてたんで、それをいい形で決められて良かったです。
お恥ずかしながら、私自身、サッカーの試合を観戦するのは初めてだったのだが、何かに本気で打ち込んでいる人たちや、それを支える人たちは本当に素敵で格好いいと感じた。ぜひ、多くの首都大生に見に行ってもらいたいなと思う。

リーグ戦結果: 勝ち点 23、6勝7分5敗、最終順位 2部リーグ7位

来年度はリーグ内1位、そして東京1部リーグへの進出に向け活動するサッカー部の、さらなる発展に目が離せない。今回の記事作成にあたり、協力してくださった主将の湊貴晴さん(経営学系・3年)をはじめ、サッカー部のみなさん、ありがとうございました。
さらなるご活躍を祈っております。

【取材・文:経営学系 小林美緖(学生広報チーム)】

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