スポーツの秋、体育会の秋 ~第一回体育会総合大運動会~
【2018年11月22日掲載記事】
10月31日秋晴れの下、首都大学東京陸上競技場にて、第一回体育会大運動会が開催されました。
運動会の様子
この日集まったのは体育会に所属する学生100人余り。紅白2チームに分かれ6種目で競い合いました。なおこの日はハロウィンということもあり、多くの部員がコスプレをして参加し、お祭り騒ぎの大運動会でした。
今回の運動会の開催経緯について、体育会本部役員の中野家亮さん(都市教養学部経営学系3年・フライングディスク部)は「きっかけはサッカー部が夏に単独でやっていた運動会。もともと体育会は活性化に力を入れ始めていたので、そのような運動会を体育会全体でやることで横のつながりができ、活性化につながると思った。」と話し、同じく体育会本部役員の金子柊也さん(都市教養学部法学系3年・ワンダーフォーゲル部)は「企画は思っていたよりも大変で時間がかかったが、先生方や生協、サッカー部の助けがあり開催することができた。」といきいきと語ってくれました。
企画に携わったサッカー部の鈴木大吾さん(都市教養学部経営学系3年)は、「サッカー部の運動会がこんなに早く注目されると思っていなかったが、いろいろな方に楽しんでいただけたなら嬉しい。もっとたくさんの人が体育会に興味を持ったら更に良いアイディアが出るはず。」と笑顔で答えてくれました。
今回の運動会は体育会同士の横のつながりを作る初の試みでしたが、さすが体育会部員、初めてとは思えないほどの大盛り上がり!!
▲ 障害物走のパン食いシーンで白熱!
▲ 勝てば大量ポイントの綱引き!譲らない戦い!
競技の間のハーフタイムには、運動会翌日から南大沢キャンパスで開催された『みやこ祭』の模擬店PRタイムが設けられ、各部の個性が溢れていました。体操服のコスプレでひときわ注目を浴びていたヨット部の小林あおいさん(健康福祉学部看護学科1年)、木暮俊貴さん(都市教養学部物理学コース2年)、上田陽功さん(都市教養学部物理学コース2年)の3人組は、「大学でこんな運動会に参加できるとは思っていなかった。他の部活の人と仲良くなれて嬉しいので、これからもつながりを作っていきたい。」と話してくれました。
勝負は最後の全員リレーに持ち越され、白熱しました。第一回運動会は紅組が優勝。この日紅組のリレーのアンカーを務め、コスプレ大賞にも選ばれた硬式野球部の大田史也さん(システムデザイン学部情報通信システムコース4年)にも感想を伺ってみると「思ったより盛り上がった。得点差が出ないように企画されていて、とても楽しかった。特にリレーで他の部活の人と話せて交流ができた。」と答えてくれました。
▲ 模擬店PRタイムで息の合ったPRをした山岳部
▲ コスプレ大賞に選ばれた太田さん
今回の運動会の発起人となった体育会本部長の長野由佳さん(都市教養学部経営学系3年・ゴルフ部)は、「後期は定期戦がなく体育会の部活が一堂に会する機会がなかったので、恒例のイベントを作りたいと思って企画した。改めて体育会部員のパワーは素晴らしいと心から思った。今日の運動会をきっかけとして、今後は各部が垣根なくフレンドリーに触れ合う機会が増え、結果的に各部が強くなって『首都大の体育会っていいな』と思える環境ができたらいい。今後の体育会に期待している。」と締めくくりました。
多くの部を巻き込んで動き出した体育会の今後の飛躍に注目していきたいです。
▲ 表彰されている紅組代表
【取材・文:経営学系 奈良朱子(学生広報チーム)】