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2022.03.25
※2022年3月以前に都立大HP「People都立大人」に掲載された記事のアーカイブ記事です。

第66回対大阪府大戦は中止になりましたが、交流戦が行われました!

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【2018年7月22日掲載記事】
7月6日(金)~ 7月8日(日)大阪府立大学中百舌鳥キャンパスで開催予定だった第66回首都大学東京・大阪府立大学総合競技大会(大阪府大戦)は、西日本を襲った豪雨により残念ながら今年度は中止になりました。今回の西日本豪雨災害で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

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開会式当日

開会式当日の6日は、大阪の鉄道は地下鉄を除きほぼ全面運休、また高速道路もいたるところで通行止めがあり、両校とも学生がほとんど会場にたどり着けず、また、天候の回復も見込まれないということで、中止という判断になりました。本大会が中止になったのは1969年以来、49年ぶり2回目です。
これで通算成績は、27勝34敗3引き分け2中止になりました。しかしながら、体育会各部にとっては、この大会を目標に日頃練習を重ねてきただけに、ぜひ試合をやりたいという思いが強く、また、7日には交通機関もほぼ復旧したため、屋内競技を中心に、できる種目は「交流戦」という形で開催することになりました。交流戦といっても、真剣勝負です。
あちらこちらで熱戦と応援が繰り広げられ、大変盛り上がりました。

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▲ 到着した選手たちは体育館で一時待機(写真左)とそのような状況でも本番に備え練習を行う応援団(写真右)

交流戦の様子

▼体操:総ポイント360.95―337.35で首都大勝利 ▼柔道:男子負け、女子勝ちで引き分け

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▼バドミントン:体育館を半分に分け、男女同時並行で行われた。男女共に3-2で首都大の勝利

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▼サッカー:雨中の熱戦(青が首都大) 結果は 2-0 で首都大の勝利。

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▼アイスホッケー:7日夜からの試合。応援団をはじめ多くの人が集まり、大盛り上がりであった。
女子チアの寒さに震えながらの応援も実らず、結果は 0-5 で首都大の負け。

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▼剣道:勝ち抜き戦形式で行われた。写真左の大阪府立大の選手は、本大会実行委員長(大阪府立大学体育会委員長)の植田渉太郎さん。何人も抜く非常に手強い相手だったが、首都大が3人残り勝利。

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交流戦の総合結果は首都大の5勝9敗1引き分け

実施種目

男女バスケットボール男子、バレーボール男女バドミントン、卓球体操サッカー、ソフトテニス男女、柔道空手道、アイスホッケー、ハンドボール、弓道、剣道、少林寺拳法、※陸上競技部:ポイント計算なし

中止種目

硬式野球、準硬式野球、ラグビー、漕艇、ゴルフ、硬式テニス、自動車、ヨット

閉会式

府大戦では、開会式も大きな目玉種目です。残念ながら、今年は、開会式ができませんでしたが、そのかわり充実した閉会式となりました。
開会式が中止になった分、クロージングセレモニーにて応援団の演舞が行われた。

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▲ 迫力満点の首都大応援団の演舞。

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▲ 首都大の「Rits」と首都大の「MAXONS」国内大学でも珍しい男子チアに会場は盛り上がった。

ポイント戦としての府大戦こそ中止になったものの、選手の本気度や会場の盛り上がりは最高であり、平成の最後を飾る大会として素晴らしい大会であったように思います。来年は、首都大学東京で行われる予定です。素晴らしい大会を期待しています。

【取材・文:経営学系 小林美緒(学生広報チーム)】

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