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2022.03.25
※2022年3月以前に都立大HP「People都立大人」に掲載された記事のアーカイブ記事です。

201806横市戦

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【2018年7月18日掲載記事】
首都大学東京南大沢キャンパスを中心に、第37回横浜市立大学首都大学東京総合定期戦(横市戦)が行われた。昨年、アウェー横浜市立大学にて途絶えた5連覇。その雪辱を果たすべく、2年振りのホーム開催となった今年も熱い戦いが繰り広げられた。その模様を学生広報チームが取材した。

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優勝旗・賞状・優勝杯を受け取る本学体育会本部委員長ら
〈開会式〉熱戦開幕!2年ぶりの総合優勝めざしてフェアプレーの誓い

開会式には当日南大沢で試合を行う9種目のうち、既に試合の始まっていた男女テニスを除く7種目の選手が臨んだ。昨年優勝の横浜市立大学から優勝旗と優勝杯が返還され、いよいよ今年の横市戦の開幕である。
両校チアによる合同演技は途中音響トラブルに見舞われながらも華麗に対応し、見事な一体感を発揮した演技を見せてくれた。

選手宣誓は首都大学東京女子バスケットボール部の長嶋良咲さん(法学系3年)と横浜市立大学軟式野球部の代表選手により行われた。大学スポーツ界の体質が問われる昨今、スポーツマンシップに則った正々堂々たる戦いの意義が一層重く感じられる一幕であった。
最後は両校応援団によるエール交換。自らの、そして相手校の応援団に鼓舞された選手たちはそれぞれの戦いに向かって行った。
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〈女子バスケットボール●首都大 50-55 横浜市大○〉接戦の末、惜しくもあと一歩届かず!

両大学の応援団が掛け合う中、女子バスケットボールは白熱した試合を見せた。両チームに好プレーが見られ、1ピリオド目から点差が開くことがなく、首都大学東京がリードしながらも接戦が続く展開。
しかし、最終ピリオド残り1分ごろ、あとわずかなところで横浜市立大学が3ポイントシュートを決め逆転!首都大は残りわずかの時間で点差を埋めることができず、50-55で惜敗。5点差という惜しく、悔しさの残る試合ではあるが、選手たちがチーム一丸となって、パスをつなげ、ゴールを決めていた姿、そして最後まで戦い抜いた姿が印象的な試合だった。

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〈男・女硬式テニス〉炎天下の中、熱い試合展開!今後につながる敗戦!

炎天下の中、1日かけて行われた男子・女子テニス。男子テニスは、ダブルス・シングルスともに、互いに良いプレーが光る、熱い戦いが繰り広げられた。結果はダブルス1-2、シングルス3-3、計4-5で首都大学東京は惜しくも敗戦。最後までどちらが勝つか、競り合う展開だったが、あと一歩勝利には届かなかった。しかし、ダブルス選手たちが互いに声を掛け合う様子や、部全体で1プレーごとに声を出して応援する姿が印象的で、出場選手だけでなくチーム一丸となって高め合いながら戦っていた様子は素晴らしかった。
女子テニスは、良いプレーもあるものの、相手にブレークされるなど、苦しい展開が続いた。結果はダブルス0-2、シングルス1-4、計1-6で首都大学東京は敗戦。厳しい戦いが続いたが、この結果を糧に、今後練習や試合で力を発揮できるよう、頑張ってほしい。

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〈男・女卓球〉静かながら、熱く戦う試合展開!男女共に掴み取った勝利!

男女共に、集中した空間の中、激しい戦いが繰り広げられた卓球。各試合接戦となり、1プレーごとに自らを鼓舞する声、応援や励ましの声が飛び交う。男子は互いに1歩も譲らず、最終組までもつれ込み、結果3-2で首都大の勝利、女子は最初の2戦で連勝、4戦目で勝利を勝ち取り、3-2で首都大が勝利した。

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〈軟式野球 ●首都大 0-8 横浜市大○〉灼熱の野球場、チャンス生かせず横浜市大に完敗

梅雨入り手前の太陽が照らす野球場。首都大学東京軟式野球部の戦いは真夏のような熱気以上に横浜市大の熱気に呑まれてしまった。 試合序盤から得点を奪われ、攻撃に転じれば相手の好投に阻まれ出塁することも難しかった。途中満塁のチャンスを作るシーンもあったものの、それをうまく得点につなげることができず、終わってみれば0対8と完敗を喫した。これで横市戦の軟式野球は首都大学東京の2連敗である。 首都大学東京軟式野球部の次の大きな目標は、東京新大学軟式野球連盟秋季リーグだ。リーグ戦では2016年度の秋季リーグ戦以来中位に留まっているが、これはチームが本当に目指している結果ではない。今年は昨年よりも良い結果が残せるよう、新人の成長とチームの更なる成熟に期待したい。

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〈合気道 交流戦〉流派を超えた合同稽古、真摯に技と向き合う瞬間

横市戦での合気道は、両校の流派が違うため交流戦(合同稽古)の形を取っている。(ちなみに首都大学東京合気道部は「心身統一合気道会」、横浜市立大学合気道部は「合気会」なのだそう。) 模範演武ではそれぞれが技を披露。相手を軽々とひっくり返すなど、想像をはるかに上回る迫力があり、合気道に関する知識が皆無の私は少々面食らってしまった。
流派が違う中での合同稽古ということもあり、両校の選手には新たな気づきがあったことと思う。流派が分かれているとはいえ合気道のルーツは1つであり、ひょっとすると今回のように異なる流派に接することで、本来合気道が目指す境地の像が見えるようになるのかもしれない。

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〈柔道 ○首都大 4-1 横浜市大●〉武道の精神ここにあり。新人の活躍が光り3連勝を決める

柔道場には並々ならぬ緊張感が漂っていた。何か他の種目とは違う気迫が選手・選手席、そしてそれを見つめる観客から伝わってくるのである。昨年と同様に男子5人制の団体戦となった横市戦であるが、今年も首都大学東京が大きくリードしての幕引きとなり、横市戦3連勝を飾った。首都大学東京は小村谷和毅さん(航空宇宙システム工学コース3年)や関野大紀さん(機械システム工学科1年)の一本勝ちを中心に、4ポイントを奪った。制限時間ぎりぎりまでもつれる粘り強い戦いも見られ、試合は白熱した。4ポイントうち1勝は不戦勝ながらも、新入生を迎えての初の団体戦として申し分の無い結果だったと言えよう。 私自身、柔道の試合を生で観戦するのは初めての経験であったが、選手双方の駆け引きや、思っていたよりもスピーディーな試合の展開に引き込まれるものを感じた。そして何より、礼節を重んじる武道の態度に感服した。

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〈ハンドボール ○首都大 29-23 横浜市大●〉両校の意地がぶつかる熱戦!スピーディーな展開で首都大が制す

この日最後の種目となったハンドボール。応援団も体育館アリーナに集結し、両校の意地がぶつかり合う総力戦の様相を呈した。 試合は序盤から首都大学東京がリード。相手陣内中ほどまで緩やかに攻め込んでからの速攻、緩急をつけた鮮やかなパス回し、相手との激しい接触をものともしない力強いプレーで得点を重ねていく。しかし、この種目は得点が決まるたびに攻守が切り替わる。それゆえ途中何度も相手に攻め込まれる場面があった。これには素早い攻守の切り替えと相手のこぼれ球への反応で対応。そしてGK半田真路さん(都市基盤環境コース2年)の好セーブも光り、リードを守りきった。
新チームでの初試合であった今回の試合。得点差こそ昨年より少なかったものの、早くも1年生の活躍も見られ、見事横市戦での連勝を飾った。今後の首都大学東京ハンドボール部の活躍にも目を離せない。

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〈閉会式〉4ポイント差での勝利!昨年のリベンジを果たす!

6月3日、首都大学東京南大沢キャンパス内のアリーナにおいて、第37回横浜市立大学 首都大学東京総合定期戦の閉会式が行われた。両校の選手が整列する中、試合結果は発表された。結果は10-6で首都大学東京の勝利!昨年のリベンジを果たす大勝利に、本学学生は歓喜した。優勝旗・賞状・優勝杯を受け取る本学体育会本部委員長らは、誇らしげにそれらを掲げ、本学学生は喜びを分かち合った。その後、応援団とともにエール交換を行い、両校の学生達は互いに健闘をたたえ合い、熱戦に幕を閉じた。

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〈応援団〉~熱戦の傍でいつも全力応援!勝利の裏に応援団の存在!~

6月3日、首都大学東京南大沢キャンパス内のアリーナにおいて、第37回横浜市立大学 首都大学東京総合定期戦の閉会式が行われた。両校の選手が整列する中、試合結果は発表された。結果は10-6で首都大学東京の勝利!昨年のリベンジを果たす大勝利に、本学学生は歓喜した。優勝旗・賞状・優勝杯を受け取る本学体育会本部委員長らは、誇らしげにそれらを掲げ、本学学生は喜びを分かち合った。その後、応援団とともにエール交換を行い、両校の学生達は互いに健闘をたたえ合い、熱戦に幕を閉じた。

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【取材・文:作業療法科 岡田志穂乃、人文 門口樹輝(学生広報チーム)】

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