課外活動団体紹介 ①ラグビー部
【2018年3月28日掲載記事】
平成30年度から、学生からの活動の提案を受け大学がサポートする課外活動団体支援制度がスタートしました。そこで、支援を受けた課外活動団体の活動などを、学生広報チームが紹介します。
昨年のリーグ戦で3部(関東大学リーグ)昇格を果たした
ラグビー部主務の安井さん(3年)にお話しを伺いました。
Q. 3部昇格おめでとうございます。シーズンの振り返りと次の目標を教えてください
A. シーズン当初に建てたマイルストーン(国公立戦優勝、府大戦勝利、等)をほとんど達成できないまま臨むこととなり、リーグ戦初戦も敗戦からスタートした厳しいシーズンでしたが、リーグ戦を戦っていく中で試合ごとに強くなれたことが、リーグ昇格につながったのだと思っています。
Q. ここ3年間で2度昇格を果たしています。その原動力は何でしょうか。
A. 2つあると考えています。
1つ目は、部員全員の部活に対する意識が変わってきたことだと思っています。
5部在籍時代は、練習に遅刻してくる部員がいたり、練習時間以外には一部の部員しか自主練習をしなかったりと、全員が同じ方向を向いていないと感じていました。
しかし、2年前に4部昇格という目標を立て、数多くのミーティングを重ねる事で、部員全員が同じ方向を向けるように工夫してから、遅刻者もいなくなり、練習が終わった後もほぼ全員が自主練習をするようになりました。この意識改革によって、週3回という限られた時間の中でも強くなることができ、3年間で2回の昇格を達成することが出来たのだと考えています。
2つ目は、いつもラグビー部の活動をサポートし、応援してくださっている方々の存在です。
普段の練習や試合で様々なサポートをしてくれるマネージャー、試合に応援に駆けつけてくださるOBの方々や保護者の方々、資金面でもご支援頂いているOB会や大学の学生課の方々など、首都大学東京ラグビー部を様々な形で応援してくださっている方々がいるからこそ、私たち部員は安心して思い切りプレーができています。
その方々の期待に応えるという気持ちもまた、リーグ昇格の原動力になっていると感じています。
Q. 次の目標を教えて下さい。
A. 来シーズンは3部というまた一回りレベルの上がった環境の中で、首都大学東京ラグビー部史上初の3部優勝、2部昇格を目標として活動していきます。
Q. 首都大の体育会は私立のように選手を集めるようなことはしていません。そのような状況で選手を集めている学校に勝つにはどのようなことが必要だと考えていますか?
A. 私たちラグビー部は、運動能力を鍛えることによって勝とうと考えています。
運動能力というのは、自分自身が持つ身体能力を最大限引き出す、といった意味です。部活動推薦の無い私たちは、他校の推薦の選手たちと比べて体格面で負けてしまっている部分があります。そのため、100kgで自分の能力の60%しか発揮できない選手たちに、80kgで80%の能力を発揮することによって勝とうという考えを持って活動しています。
そのため、普段の練習2-3時間の中で動いていない時間をできる限りなくして、効率の良い練習を心がけています。
Q. 普段体育会に関わりのない学生にメッセージをお願いします。
A. グラウンドが校舎から遠く、なかなか体育会の部活動やラグビー部の活動を実際に目の当たりにする機会は無いと思います。 ですが、そのような方々にも注目してもらえる程の活動を行っていきたいと思いますので、試合の際には是非球技場へ足を運んでいただいて、私たちの情熱を肌で感じてほしいと思います。
勢いのあるラグビー部にぜひ注目してください!
ラグビー部HP https://tmu-rugbyclub.jimdofree.com/
ラグビー部Twitter @tmurugby
【取材・文:法学系 藤田雅貴(学生広報チーム)】