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2021.03.17
システムデザインフォーラム 2020

システムデザインフォーラム 2020
-開催裏話座談会-

システムデザイン学部が産学連携を目指すための研究発表の場として毎年開催している「システムデザインフォーラム」。本年度は初のオンライン形式での開催となりました。工夫を凝らした動画の数々は、もうご覧いただけましたでしょうか。実行委員長の佐原先生を始め、制作に関わったみなさんにお集まりいただき、見どころや制作秘話を伺いました。

※ 2021年3月末までオンラインにて開催しています。

キービジュアル
(座談会参加者)

<教員>
・ 佐原 宏典(SDフォーラム実行委員長、システムデザイン学部航空宇宙システム工学科・教授)
・ 横山 昌平(システムデザイン学部情報科学科・准教授)
・ 金子 新 (システムデザイン学部機械システム工学科・准教授)
・ 杉本 達應(システムデザイン学部インダストリアルアート学科・准教授)

<事務>
・ 山﨑 薫 (日野キャンパス管理課庶務係(広報担当))
・ 松本 晃介(日野キャンパス管理課庶務係(企画担当))

※ 電子情報システム工学科の開沼 泰隆教授は、残念ながら都合により不参加となりました。

初となるオンライン開催! 公開中のサイトの見どころを紹介

そもそも「システムデザイン学部」とは、どのような学部ですか?

ツイ01
佐原
よく「工学部との違いは?」と聞かれますが、世の中の課題解決につながる“システムの創出”を目指すのが「システムデザイン学部」です。メカメカした機械的な要素や人間の感性に関する要素と、これらを組み合わせることの2つの側面から総合的にアプローチする研究を行っています。実際の教育面では、「システムデザイン論」を学部共通科目にしています。これは、社会にあふれる課題を見つけ、アプローチしていくための視点を養い、新しいライフスタイル提案の手法を学ぶ科目なんですよ。
システムデザイン学部
> システムデザイン学部

現在開催中の「システムデザインフォーラム 2020」は、どのようなイベントですか? また、初のオンライン開催にあたっての狙いや工夫は?

佐原
佐原
「システムデザインフォーラム」は、産学連携を目指すための研究発表の場として2007年にスタートしました。現在は地域連携も視野に入れ、多くの方々に当学部を知っていただく機会になっています。今年はコロナ禍で、例年のような講演・展示会の開催は自粛となりましたが、評判の高いイベントなので途切れさせたくありませんでした。オンラインであれば、より多くの人々に当学部を知っていただけるチャンスになるので、このような形で実施しています。公開中のサイトは、情報科学科の横山先生が中心になって制作してくださいました。
横山
横山
さまざまな研究が一堂に会する「システムデザインフォーラム」の雰囲気の再現と閲覧の利便性を考慮し、1つのページにすべての動画を集結させる仕様にしました。実際のサイトデザインには杉本先生のお力も借りています。
杉本
杉本
見た目のデザインのブラッシュアップと、学部サイトとの統一性を考慮した色合いへの変更といった調整を担当しました。
金子
金子
オンライン開催は初めての試みで、しかも決定から開催までのスケジュールが非常にタイトでした。そんな中で無事に開催することができたのも、「システムデザイン学部」ならではの強みが発揮された結果かもしれませんね。
システムデザインフォーラム2020
> システムデザインフォーラム2020

サイトでは、学部PR動画や360度カメラで撮影したキャンパス紹介動画など、インパクトある動画が見られます。制作にはどんな工夫がありましたか?

佐原
佐原
学部PR動画は、何よりも「最後まで見てもらえる動画」にすることを念頭に置いて制作しました。個人的にヒントにしたのは、飛行機の機内安全ビデオです。あのテンポ感を参考に、プロの制作会社に協力してもらって作り上げています。当学部の魅力について、端的にわかりやすく表現できたと思っています。
学部PR動画
> 学部PR動画
松本
松本
キャンパス紹介動画は、諸貫信行学部長が研究で使っている360度カメラを借りて、学生と職員が協力して撮影し、編集は私が行いました。閲覧中に上下左右にマウスやスマートフォンを動かすと自分の見たい方向が見られるという、面白い映像になっています。キャンパスの敷地だけでなく、講堂や図書館の内部も詳しく紹介しているので、たくさんの方にオンラインツアーを楽しんでもらいたいです。また、個人的には冒頭のタイムラプス動画もおすすめです。
360度カメラキャンパス紹介動画
> 360度カメラでのキャンパス紹介動画

各学科の紹介動画も、それぞれ個性あふれる映像が魅力的でした。どのように制作されたのでしょうか?

横山
横山
情報科学科の動画のコンセプトは「旅番組」。今、コロナ禍で旅行ができない状況なので、みなさんに旅気分を味わってもらえるよう構成しました。実は一番こだわった点が、日野キャンパスへのアクセスを紹介する部分です。東横線「都立大学駅」を出発地として日野キャンパスを訪れるというルートになっているので、そこでクスッと笑ってもらえたらうれしいです。
情報科学科紹介動画
> 情報科学科紹介動画
佐原
佐原
情報科学科の動画は、とても凝っていて面白かったですね。航空宇宙システム工学科の動画は、各研究室・各教員の紹介をダイジェスト的に紹介しています。撮影内容や台本はそれぞれの先生と事前に打ち合わせましたが、それぞれがお伝えしたい情報量に差異がありましたし、撮影日程の調整もなかなかハードでした。
航空宇宙システム工学科紹介動画
> 航空宇宙システム工学科紹介動画
金子
金子
私も撮影日程の調整には苦労しました。しかし、事前にワーキンググループを立ち上げて、撮りたいものや見せたいことをきちんと共有したおかげで、時間がない中でもうまく制作できたと思います。機械システム工学科は規模が大きく、全研究室を紹介できないので、全体のバランスを取ることに注力しています。「知能機械コース」と「生体機械コース」という2つのコースや、日野キャンパスと南大沢キャンパスに分かれている研究設備について偏りが出ないように要素をピックアップし、バランスよく入れ込んで仕上げました。
機械システム工学科紹介動画
> 機械システム工学科紹介動画
杉本
杉本
機械システム工学科や航空宇宙システム工学科の動画は、最後にみなさんが勢揃いして楽しそうに手を振っていたのが印象的でしたね。インダストリアルアート学科では、全12あるスタジオ(研究室)の主な産学公連携プロジェクトについて、スライドショー仕立てで紹介しています。インダストリアルアート学科は、5学科の中でも少し異色の存在で、工学的基盤・文化的基盤の双方からデザインやアートの研究をするだけでなく、実際に作品を創造して社会に活かす実践的な人材育成を目指しています。そんな当学科を詳しく知ってもらえるような内容となっています。
インダストリアルアート学科紹介動画
> インダストリアルアート学科紹介動画

「システムデザインフォーラム 2020」の広報については、どのようなことを実施されましたか?

佐原
佐原
東京都立大学広報の公式Twitterで何度か投稿をしました。このTwitterアカウントは学生たちもよく見ており、リツイートも多かったので、かなり発信力があったと思います。
山﨑
山﨑
なるべく動画撮影中の先生方の様子を多く投稿しました。撮影のために先生方が試行錯誤されている様子や、少し緊張されている様子など、普段とは違う先生の姿を知ってもらえたら面白いのでは?と思ったからです。また、学外の方々にも広く知っていただくために、3/31まで東京都庁内のデジタルサイネージで学部PR動画を放映中です。さらに、2/25~3/25まで、新宿駅西口地下広場の大型ビジョンと、新宿駅から都庁に通じる地下通路の柱面ビジョンでも、学部PR動画のショートバージョンをご覧いただけます。
Twitter東京都立大学 広報担当 @TMU_PR
> Twitter東京都立大学 広報担当 @TMU_PR

最後に「メトロノワ」の読者に向けて、一言ずつお願いします!

横山
横山
私がお伝えしたいのは、「大学はとても楽しいところだよ!」ということ。今回の動画もわいわい盛り上がりながら撮影しましたが、ご覧いただく方にも、そんな楽しさを感じていただきたいです。
杉本
杉本
日野キャンパスは、まだ南大沢キャンパスよりも認知度が低いかもしれませんが、この機会により多くの方に知っていただけるとうれしいですね。
金子
金子
当学部の多彩な研究・活動を、まず大まかに知っていただけるのが「システムデザインフォーラム 2020」だと思います。少しでも興味を持たれたなら、ぜひサイトを訪れていただきたいです。
佐原
佐原
急速に移り変わる現代社会において、新しいライフスタイルの提案を目指しているのが「システムデザイン学部」です。どうぞこの機会に、私たちの活動に触れてみてください。
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